ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご
ゆきうさぎのお品書き 8月花火と氷いちご (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 小湊悠貴,イシヤマアズサ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/20
- メディア: 文庫
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以前に読んだものの続編が出てたので読みました!
今回も、小料理屋「ゆきうさぎ」の店主・大樹を中心に様々なお話が展開される。
冬から夏にかけて、友情や親子関係などが中心。
前回よりも、大樹の祖母の話や、ゆきうさぎで働く碧の亡くなった母の話なども多く出てきて、より人物が深まった感じがある。
なにより、大樹と碧の関係が、つかず離れずで可愛いよね~~
どっちかが積極的になれば上手くいくのに、
そこまではしない、ただ一緒に働く時の信頼感が深まっている感じがいい!!
表現の仕方がやわらかいから、じれったいけどそのままでいてほしい不思議な感覚にさせられる。
そして、今回も料理はとにかくおいしそう!
角煮やアジフライ、夏限定のかき氷などなど・・。
表現のレパートリーが豊富で、口の中に味が広がるのを容易に想像できる。
とにかく空腹時に読むのはお勧めできない(笑)
あー角煮食べたいなぁ。
おわり。