スープ屋しずくの謎解き朝ごはん

 ２月末日なのでかけこみで感想書く。

来月はゆとりをもって書けるといいね？(願望)

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

オフィス街のビルの１Fにある、スープ屋しずく。

その店では宣伝はしていない「朝営業」の時間。

物語はそれを理恵が見つけるところから始まる。

スープにこだわる店主・朝野とその娘の露が、

問題を抱えてやってくるお客の問題にそっと手助けをする。

スープのおいしさ漂うミステリー。

まず一番の感想は、とにかくスープがおいしそう。

読みながら涎が出そうなスープの表現に、思わず晩御飯にスープ作ったよね。

朝はカップスープにお湯を注いだよね(作れよ)。

こんなおいしいスープを朝ごはんにしたいから、

働いてる街に開店して欲しい、スープ屋しずく。

ミステリーなんだけど、殺人とかその手のやつじゃなくて、

日常のちょっとした問題。

だから重すぎず、スープとの関連も結び付けやすく、読みやすい。

そして、露ちゃんがかわいい。

あそこまで感受性豊かだと大変なことも多いだろうが、

露ちゃんみたいな娘欲しい(私は未婚である)。

理恵のほのかな恋心も、きっと露ちゃんは気づいているのだろうな。

というわけで、今月は３冊読めました！いえーい！