White Lovers

白い世界に魅せられた社会人(記憶力低め)

絶望か希望か~Snow Man増員騒動への想いを書きなぐる~

私は6人というグループが嫌いだった。

 

NEWSを好きになった頃、既に6人だった。6人のNEWSが大好きで、生で見られた数は数えるほどしかないけどそれでも大好きだった。

7WESTを好きになった頃も、もう優馬が殆ど東京の仕事しかしていなくて、6人だった。6人の空気感が好きだった、、気がする(忘れたんかーい)

 

そんな勝手に6人の呪縛にかかった一オタクのSnow Man増員に対するあれこれな思いを書き綴りました。いつかの自分がこれを読み返してこんなこともあったよね、と笑えればいいなと思いました。

先にいっておくとポジティブにもネガティブにもなってます。今回のことに関して色んな意見がある中で、多分全員にそれなりに喧嘩売ってるのでは?って思う内容になりました。読んで嫌な気分になっても文句は受け付けておりません。

 

私が阿部くんとSnow Man全員をきちんと認識した日は、なんとSnow Manの結成日だった。

2012年5月3日。

東京のJr.のことはあまりよく知らなくて、Snow Manの知識は友人からの受け売りで顔と名前もあんまり一致してなくて4月に一度入った滝沢歌舞伎であーこの子のダンス好きかも~って思った子が阿部くんだとわかった日がこの日。その時は知識がなさすぎて限界メーターを歌う彼らの後ろにSnow Manって名前が出ていることがどれほどすごいことかすらわかっていませんでした。むしろ席的にバックのモニター見えてたのかも怪しい(笑)そこから色んな現場に行ってたくさん色んなものを見て、阿部くんを担当と呼べるほど好きになった。

だからといって、6人のSnow Manを好きになった。と、いうのは少し語弊がある。

Snow Manを好きになった頃、もうすでに私には6人というのは呪いの数字と化していた。好きになる6人は悉く6人ではなくなってしまったから、だからなんかいつか何かが起きる気は、してた。だから所謂「箱推し」なんてもう絶対しないぞ、誰かいなくなったとき辛い思いしたくない。と思っていた。

(人数が増える、ということは予想もしてなかった。)

 

 

Snow Manを好きな理由は「あべくんがいて、あべくんが好きなグループだから」というしかなかった。というか、もはやSnow Manを嫌いにならない理由でしかなかった気がする。

好きになったあの日から、正式に降ります!っていったあの日から、Snow Manというグループにムカついたことは1度や2度じゃない。正直ぬるいって感じることもいくらでもあったし、本当どうしようもないグループだと思ったことだってある。そういうところが好きになれない理由だったのかもしれない。

もっともっと正直なことを言うと、ぬるぬるのぬるま湯に浸かってるぐらいならグループとか解体して焦って必死こいて仕事しろよって思ってたこともある。その頃は演舞場や帝劇や決まった仕事がある頃で、逆に言えば決まった仕事しかない頃で、だから私自身が周りのJr.を羨ましかったのもあるけど、Snow Manもそのオタクたちもグループがあるということにすがって緩い気がした。グループで仕事がもらえることにあぐらをかいてお互いの存在がお互いの仕事の足を引っ張てる気がした。先輩たちがデビューして自分たちが一番上という状況で手を抜いてたりしてて、あーなんでこの人たちを応援しているんだろうって迷ったこともある。嫌いになる一歩手前であべくんのこと考えて我慢する日々だったかもしれない。

 

それでもちょっとずつ、ちょっとずつ成長して、個々でも仕事が出来たりして各々が自信をつけて、迷いながらもこの世界で生きていく覚悟をつけていたような気がする。それにはこのメンバーでやっていくしか考えてないってそう伝えてくるようになったのは本当最近のことで。

私自身も単独横アリを見て、やっとSnow Manが好きになった。6人でやっていくという覚悟を応援していきたいと思ってた。

それ以上に、私は6人がそのまま6人でいてくれると勝手に信じて疑わず、安心したのかもしれない。だからこのグループを好きといえるようになったのかもしれない。

 

矢先にこれ。

朝起きてその報せを知った私を襲ったのは”絶望”という感情。

私は本当に6人の呪いを恨んだ。私の好きな6人はやっぱり形を変えてしまう。

 

色んなことを考えた。6人が好きだったからこそ増員することでフォーメーションが変わることがしんどかったり、歌割が変わったらあの大好きなパートを増員したメンバーが歌うのだとしたら、ここまでで築いてきたメンバー同士の関係性やポジションが変わってしまうとか色んな不安が襲う。

 

 

でもそれと同時にそこにあるのは絶望だけではない、と思っている。

増員、ということ自体は”希望”だと思う。ここまでの活動が否定されている気分にもなるが、実際ドン詰まりみたいな状況だったのは否めない。特になにをどういってもやっぱりファンの数は重要だ。たくさんいるJr.たちの中でファンがめちゃくちゃ少ないとは言わないが、多いとも言えない。というか多かろうが少なかろうが新規ファンはいつだって増やしていきたい。でも今のファン数だけでもコンサートや舞台のチケットは(転売の餌にされてるのも含め)取りづらい、取りづらいと現場を見て好きになるタイプのオタクは増えない。一般の目に触れやすくて興味を持ってもらいやすいだろうYouTubeをやっても新規ファンを多く取り込めたかというと再生回数をほかのグループと比べてみる限り大した数字ではないだろう。

客観的に見て、6人だけでこれ以上のものを望むには時間がかかりすぎている。

6人になってからでももう6年、平均年齢を見てもめちゃくちゃいい大人。

ぶっちゃけ見放されてもおかしくない年齢と実績だと思う。

 

それを滝沢社長は増員というテコ入れを行ってくれた。3人は多すぎない?というのはここでは置いておく。あとその3人のチョイスで本当にいいのか?もここでは置いとく。私は3人を批判したいわけではないが、それぞれにここでよかったのか?という疑問には発展している。こればっかりはこの先をみないとなんともならない。3人と6人の9人での立ち振る舞いによって、未来はなんとでも変えられる。それがプラスだったかマイナスだったかも全然変わる。とりあえず現状この3人が無理!ってことはない。

 

タッキーが気に入っている3人が入ったと思ってる。タッキーの気になるJのラウールに、歌舞伎で実力やらなんやらで気に入られたこうじとめめ。

ってことはこれからもSnow Manを目にかけてもらえるのでは?

という期待はしたい。というかそうでないと誰の想いも報われなさすぎる。

 

 

 

こんな感じで、日によってはプラスに日によってはマイナスな気分に変わりながら日々を過ごして、すの日常の更新日になった。

こういうときだけ仕事の早い事務所にメンタルをえぐられながらも渡辺の更新を読んで泣いた。6人はもう前を向いて歩いていると教えられたから。

 

この現実がなにも変わらないなら6人がなにを思っていても、ただ前を向いてるとファンには見せてほしかった。そうでないと絶対に9人になることを受け入れられないと思ったから。それでも、少しでも前向きなわけではないと見せてほしかった。6人は6人でいたかったと思っていてほしかったしそれを見せてほしかった。矛盾してるよね、わかってる。それでもまだ、受け入れないといけないと理解している私と、6人でいてほしいと思っている自分がぐちゃぐちゃになっている。すの日常の名前が増えたところを見て落ち込んだし、YouTubeでいきなり9人でいるところ見せられて心の準備してなくてかけていた眼鏡を投げた。人は慌てると眼鏡を投げるということを知った(多分私だけ)

 

結論は、受け入れるには時間かかるから既に受け入れている方々には申し訳ないけどうだうだ言わせてくれってことです。

これだけうだうだ書いといてこれからまだうだうだ言うときもあります。許されたい。

 

あとこれは経験上、たとえこの先増員に対してプラスに思えることが増えたとしても、どこか6人の影を感じたら寂しさは感じるし時には泣いてしまうこともあるだろうということはわかっているのでそれも許されたいです。許されたいことばっかり。

 

 

私の6人の呪いは、ずっと見放されてきた。グループよりジャニーズよりそれ以上に自分のやりたいことをやると決意した人々を、送り出し残されてきた人を好きだった。あの喪失感は嫌でも忘れられない。

だからこそ6人が”希望”を受け入れたことに感謝しなければいけなかった。大好きな6人は同じ事務所同じグループにいてくれる事実は私の救い。

渡辺のすの日常を読んだとき、右か左か選択肢の話のところで背筋が凍った。今回彼らが選ばなかった選択肢にはなにがあるんだろう、と考えたら怖くなった。ただ6人で活動を続けられるという選択肢だったのならそっちを選んでくれた方が平和だったかもしれない、でもそこに増員する以上の絶望が存在していたらと思うと、やりきれなくなった。この形を受け入れることで、彼らの一番大事なものを守れたのだとしたら、この決断も悪くはない、そんな気がした。今の感情はそんなところです。

 

 9人がこの道に進んでよかったと思える未来が訪れますように。

今の私にはこれを望むくらいしか出来ることがない。

 

 

おわり。