White Lovers

白い世界に魅せられた社会人(記憶力低め)

ジャニヲタ文芸部 第1回お題「チケット」

前回参加してみようとして締切過ぎてしまったので

今回こそは!と参加してみようと思います。

 

ichigonokimi.hatenablog.jp

 

 

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自室の集合ポストを開けると、ガチャリと音が立つ。

今はその音ですら嬉しい。

 

「やっときた」

 

思わず声に出してしまい、慌てて周囲を確認する。

誰もいないことに胸を撫でおろす。

 

ポストに入れられた不在票とその他の広告を取って、部屋へと帰った。

 

ーーーインターネットでの再配達依頼だと今日中には届かないのか・・

 

身に着けていた腕時計と不在票に書かれている受付時間を見比べる。

仕方がない、と意を決してオペレーターの番号をプッシュした。

 

意外にも男性のオペレーターに繋がり、緊張に緊張を重ねながら必要なやり取りを行い、電話を切る。

 

ーーー早く来ないかな

 

そう思いながら、夕食を作ろうと台所に立つ。

 

こんなに郵便屋さんを待ち遠しく思う生活が自分にやってくるとは、数年前の自分では想像できなかった。

親友の一言がなければ、こんなことになってないだろうなあ・・

そう思いながら、私は数年前の親友との会話を思い出していた。

 

「それ今週の日曜日??」

「そう!お母さんと一緒に行くはずだったのに、お母さん風邪ひいて寝込んでて・・あんたならチケット代いらないってお母さんも言ってるから・・お願い!一緒に来て!1人はいやだ!」

 

幼馴染の親友は小さいころからアイドルが好きだった。

休みの日に行ったコンサートの話を月曜日の登校中に聞くのが定番だった。

けど、まさか自分が誘われるなんて

 

「わ、私でいいの・・?」

「いいの、前にこのグループなら行ってみたいなって言ってたじゃん?」

「お・・おおう、そんなことも言ったような言ってないような」

 

運がいいのか悪いのか、日曜日何の予定もなかった私は親友の付き添いでコンサートへ行った。

想像以上のキラキラな世界に魅了されて、あっという間にこの世界の虜となった。

 

幸せだけどいつまで続けるんだか、でも幸せだからいっか。

 

ピーンポーン

 

インターホンの音で現実に引き戻される。

 

「郵便でーす、配達に伺いましたー」

 

威勢のいい男の人の声が響く。

お待ちかねのものがやっときた。

 

「はーい、今行きまーす」

 

さて、次はどの席がくるかな。

 

 

 

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久々に文章を書いたからふわふわしてる。

見切り発車にも程があるので、次回参加する時はもっとちゃんとしたいな・・。

お題をもとにショートストーリーにしたかったのだけど

なかなか難しいね。

だらだら続けるのが嫌ですごい短くした。

前半は完全に先日JWのチケット受け取るときの私。

みんなが届いてる日に届かなくておろおろしたので、思わず呟きました。

誰もいなくてよかった・・・(笑)